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ナースブログ 41
こんにちは!まもなく3月も終わろうとしていますね。
袴姿の女の子たちが歩いていたり、桜のつぼみ🌸がたくさんできていたり、華やかな街並みになっている感じがします。
卒業の皆様おめでとうございます✨
受験だった方、保護者の方々も大変お疲れ様でした
(*- -)(*_ _)ペコリ
さて、疲労がたまると膣内も元気じゃなくなってしまい炎症が起こってしまう方が増えております。
特におりもの異常を感じた方は大体カンジダ膣炎になっています😢
普段は常在菌として悪さはせずにいい子なのに…薬や病気の影響や生活習慣の乱れなど、抵抗力が弱まると、なぜか悪ノリしてしまうのがカンジダさんです。こら!
悪い菌だけでなく良い常在菌もやっつけてしまうこともあるため、自己判断での抗生剤の乱用も避けたいところです。
かゆいからと言って洗いすぎたり、市販の洗浄剤などを使用するのも悪化の原因になってしまうので、きちんと症状に合ったお薬を使用することが大事です。
もちろん膣炎の原因は、カンジダだけではないのできちんと原因精査、洗浄、治療を行っております。
今回は当院でよく使用する膣錠をご紹介します!!

オキナゾール
カンジダ菌の細胞膜に対する発育の阻止+殺菌作用で炎症やかゆみを抑えます。カンジダに起因する膣炎、外陰膣炎の治療に用いられます。
フラジール
トリコモナス原虫に対する抗原虫作用+抗菌作用でトリコモナス膣炎や細菌性膣炎の治療に用いられます。
クロマイ
細菌の育成を阻害します。細菌性膣炎の治療に用いられます。
エストリール
女性ホルモンの不足で起る膣部の炎症を抑えます。膣炎、子宮頚肝炎、子宮膣部びらんの治療に用いられます。

膣内だけでなく、外陰部にも影響が出てしまうこともあるため、塗り薬も併用することもあります。
もちろんお薬なので合う合わないもあることも事実です。医師と相談しながら治療をしていきましょう!!