診療カレンダー
8/1(月)より診療時間に一部変更があります。
詳しくはこちら
休診日:木・土<午前/第1.第3・午後>・日・祝
・受付終了は午前13:00、午後18:00となります。(診療時間終了30分前)
・予約優先ですが予約外の方も出来る限り対応いたします。ご来院前にお電話ください。
診療担当医師
*隔週火曜午後(第1.3.5週)、金曜午後:非常勤医師(女性)
*木曜終日・土曜<午前/第1.第3・午後>しばらくの間、休診とさせていただきます
診療問診票
初診の方や検査を受ける方には、受付時に問診票にご記入いただきます。
問診票は当ホームページからダウンロードできますので、ご来院前にご記入のうえお持ちいただければ受付がスムーズです。
診療科目
婦人科検診について
一年に一度の検診と毎月の自己チェックをしましょう。 自分の体は自分で守ることが大切です。
低用量ピル
以前は避妊目的のためだけに用いられてきましたが、現在は避妊目的はもちろん子宮内膜症の治療、月経困難症や過多月経の軽減、月経異常などを目的として使用する患者様が増えてきています。また、ピルの中には難治性ニキビに効果があるものもあります。
ピルとは、黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の2種類の女性ホルモンを主成分とした錠剤です。毎日1回1錠をほぼ同じ時間に服用し、体内のホルモンバランスを継続的に整えることで、さまざまな効果を発揮します。
脳下垂体がピルに含まれる卵巣ホルモンをキャッチすると、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)の分泌をおさえます。ピルを飲むことで、妊娠している状態に近くなるため、排卵をしなくなります。これにより、避妊効果を示します。その他にも、着床を抑制したり、子宮内に精子が流入するのを防いだりという作用があり、それによっても避妊効果を示します。
排卵を抑制させることで、子宮にかかる負担を軽くし、月経困難症や子宮内膜症の症状を軽減させることができます。
緊急避妊(アフターピル)
避妊に失敗して72時間以内に内服することで排卵を遅らせたり、着床前に子宮内膜を変化させ、妊娠成立を防ぎます。効果は100%ではなく、時間の経過と共に下がっていきます。
月経移動
一時的に中用量ピルを服用することにより月経日を早めたり、遅らせたりすることが可能です。生理を早めたい場合は、生理開始後1週間以内に。遅らせたい場合は、生理予定の2週間前までには受診してください。
おりもの
おりものとは「帯下」とも言い、腟や子宮からの分泌物が腟外に流れ出してくるものの総称です。
プレッシャーを感じたときや病気のとき、抗生物質を服用しているときなどには、分泌量が増えることもありますが、これらは正常なおりものなので心配ありません。また、排卵期に卵の白身のような状態になって増加するのも、体が妊娠しやすい状態になっている証拠で、ごく当たり前の生理現象です。月経前や妊娠中もおりものの量が増えますが、病気ではありません。
生理痛・月経困難症
月経痛(生理痛)が強く、日常生活に支障をきたす場合を月経困難症といいます。腹痛や腰痛が強いため鎮痛剤が必要であるとか、仕事ができないような場合は月経困難症と診断されます。
月経前症候群(PMS)
月経前になると、「イライラする」「気分が沈んでしまう」「からだの具合が悪くなる」というような症状は、 女性の約70~80%の方が経験していると言われています。このような、月経3日~10日前の時期に現れる身体的・精神的不快な症状を総じて、月経前症候群(PMS)といいます。
月経不順
月経周期は月経開始日から次の月経開始前日までの日数をいいます。 月経の正常周期は通常25~38日です。
様々な要因で月経周期が乱れることはありますが、3か月以上月経がこない場合は基礎体温をつけ、一度婦人科を受診してください。
過多月経・貧血
「過多月経」は、月経を有する女性に広くみられますが、自己判断が困難なため、健康診断で鉄欠乏性貧血を指摘されて初めて婦人科を受診されることが多い疾患です。その原因は、無排卵周期症や子宮筋腫といった良性疾患が主ですが、思春期では成長期の貧血、性成熟期では不妊症が問題となり、更年期では悪性疾患の可能性もあります。いずれにせよ、「過多月経は女性の生活の質を低下させる疾患」と言えます
避妊相談
当院では、低用量ピル、避妊リング(子宮内避妊具)、緊急避妊ピルなどの処方を扱っています。
低用量ピルは避妊以外にも月経困難症、過多月経、子宮内膜症、不規則な月経周期などの治療目的にもなります。
性感染症(STD)
性的接触により感染する疾患の総称です。感染しても無症状であることもあります。性感染症として知られているものに、クラミジア、淋病、ヘルペス(性器、口、唇)、尖圭コンジローマ、トリコモナス、梅毒、HIVなどがあります。他にも今一番の問題となるものはパピローマウイルスでしょう。子宮頸がんの原因となったり尖圭コンジローマになったりします。クラミジアは症状が乏しい割には卵管が炎症を起こし詰まってしまって不妊の原因にもなったりします。ヘルペスは外陰部に水痘-潰瘍を作りとっても痛い病気です。淋病やトリコモナスは非常に炎症の強い病気でおりものの増加もあり、かゆみなどの症状があります。どんな病気でもそうですが、早期発見早期治療が重要です。自分が感染の発生源にならないことが大切です。
更年期障害
更年期には多種多様な不調が現れていきます。そのため、別の病気が隠れていても、更年期障害の症状に違いないと思い込み、本当の疾患を見逃す場合があります。
糖尿病、高血圧、心疾患、貧血、甲状腺疾患、悪性腫瘍、うつ病などが潜んでいる可能性もありますので、不調を感じたらお早めに当院へご相談ください。
陰部のかゆみ、痛み、乾き
日常生活の中で、デリケートゾーンの違和感・不快感を覚えたことはありませんか?
特に更年期を迎えた女性の中には、腟周辺部のデリケートゾーンの乾燥やうるおい不足による痛みやかゆみなどの不快症状の悩みを抱えている方が少なくありません。
主な原因は「ホルモンバランスの変化」
デリケートゾーンの黒ずみ
黒ずみは「色素沈着」によって起こります。この色素沈着には、「メラニン」という物質が大きく関わっています。
メラニンは、「メラノソーム」と呼ばれるメラニン合成器官でつくられています。メラノソームは、皮膚の一番上の層である「表皮」と、二番目にある「真皮」の境目あたりにある、「色素細胞」と呼ばれる細胞の中に存在しています。長い期間、皮膚に摩擦などの刺激を与え続けると、皮膚の中で、ごく軽い炎症が起きたような状態になり、この状態に反応して、メラノソームが通常よりも皮膚の深いところへと落ち込みます。
泌尿器疾患
急性膀胱炎、腎盂腎炎、子宮脱などの骨盤臓器脱(性器脱)、尿失禁、腹圧性尿失禁 など
タイミング療法
女性の身体はひとそれぞれです。
一人一人にとって最良な治療を受けることは、妊娠への近道です。
お一人一人の身体の状態を丁寧に診断し、それぞれにあったアプローチで心と身体に働きかける診療を提供いたします。
大人ニキビ
顎や口の周りに繰り返し出現するニキビに悩まされていませんか。思春期ではなく、大人になってから出てくる顎ニキビは、治りにくく厄介なものが多いです。
子宮頸がん予防ワクチン
子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がんの主な原因である HPV(ヒトパピローマウイルス)に効果があります。子宮頸がんワクチンはウイルス感染を予防するもので、4価ワクチン(ガーダシル)と、9価ワクチン(シルガード9)の2種類があります。
※シルガード9は、2021年7月26日より取り扱い開始。シルガード9については、よく頂くご質問についてをご確認ください。
ガーダシルは、16型・18型に加えて6型・11型、尖圭コンジローマ、内腫瘍などの予防効果も期待できます。どちらのワクチンも充分な効果を得るためには合計3回の接種が必要です。1度接種を受けてしまったら、それ以降別のワクチンに変更することはできません。
現在すでにHPV感染している場合、また異形成や前がん病変がある場合、すでに子宮頸がんが発症している場合には、ワクチンによる予防効果は得られません。
保険適用外ですので自費となりますが、公費対象者は無料(ガーダシルのみ)で受けることができます。
接種後の激しい痛み、しびれ、脱力感などの症状が長く続く症例が相次いで報告されたことを受け、2013年6月厚生労働省は実態調査を行うため約半年間をめどに「接種の積極的な勧奨」を一時中止し、その後の通知はまだ出されていません。ただし、これは積極的な勧奨を一時中止しているものであり、定期接種として引き続き接種可能です。定期接種対象ですから、対象者はHPVワクチンを公費で接種できますし、万が一副反応が起こった場合は法に基づく救済の対象となります。
先進国で子宮頸がんワクチンが行われていないのは日本だけです。海外では男女共打っている国もあります。
ビタミンC注射・プラセンタ注射
ビタミンC注射:美容と健康、アンチエイジングに有効な幾多の成分で女性度がアップする美容注射です。(*注射・点滴治療を行う際には、初回はドクターによるカウンセリングがあります。)
プラセンタ注射:女性の40歳代は、女性ホルモンの分泌低下に伴い、ほてりやイライラ、のぼせ、不眠など何となくこれまでにない体調の変化を感じることが多くなります。これらの症状に合わせ、排尿障害や性交障害、骨粗鬆症など女性特有の症状や変化が現れてくることがあります。更年期とは閉経をはさんで前後10年のことを指します。標準的にはおおよそ45歳~55歳くらいが更年期ということになりますがもちろん個人差があり症状もそれぞれです。
ブライダルチェック
結婚や妊娠を控えた方などを対象にした女性の健康にかかわる検査です。